朝の歩き始めにかかとの後ろの痛みを気にする女性のイラスト

歩き始めにかかとの後ろが痛む|アキレス腱で確認したいこと

朝や休憩後の歩き始めに、かかとの後ろが痛む方へ。アキレス腱の位置、負担が重なりやすい変化、断裂が疑われるときの受診目安を説明します。

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朝、布団から立った一歩目にかかとの後ろが痛む。しばらく歩くと気になりにくくなるものの、買い物や階段のあとにはまた張ってくる。

このような痛みは、アキレス腱の周辺でみられることがあります。ただし、かかとの後ろには滑液包や骨などもあります。まずは急なけがだったのか、少しずつ始まったのかを分けて確認します。

INDEX

この記事の内容

  • アキレス腱はふくらはぎとかかとをつなぎます
  • 活動量・坂道・靴の変化を振り返る
  • 突然の音や蹴り出せない状態は受診を優先

先に確認したいこと

  • 急に痛みやしびれが強くなった場合は、医療機関での確認を優先してください。
  • 不安があるときは、無理に自己判断せず専門家へ相談してください。
この記事の目次

アキレス腱はふくらはぎとかかとをつなぎます

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉からかかとの骨へ続く太い腱です。歩行や階段、つま先で地面を蹴る動作で、ふくらはぎの力を足へ伝えます。

腱の途中が痛む場合もあれば、かかとの骨に付くあたりが痛む場合もあります。朝や休憩後の歩き始めにこわばり、活動後に痛みが強くなることもありますが、それだけで腱の状態を判断することはできません。

足裏やかかとの底に痛みがある場合は、柏市の足底筋膜炎ページで確認ポイントをご覧いただけます。痛む位置が分かりにくいときは、無理に押して探さず医療機関へ相談してください。

ふくらはぎからかかとへ続くアキレス腱と痛みを感じる範囲
アキレス腱の位置を簡略化した図です。痛む場所だけで腱の状態を判断することはできません。

活動量・坂道・靴の変化を振り返る

歩く距離を急に増やしたり、坂道や階段が続いたりした時期はなかったでしょうか。久しぶりに運動を再開した、かかと周りが硬い靴へ替えたなどの変化も振り返ります。

どれか一つを原因と決めるのではなく、症状が始まる前の1〜2週間を振り返ります。歩いた距離、坂道や階段の回数、靴を替えた時期などを書いておくと、受診時に経過を伝えやすくなります。

歩行量、坂道、靴の違いとアキレス腱周辺の負担を振り返る図
症状と重なった生活の変化を振り返る図です。痛みを確認するために歩き続ける必要はありません。

相談の目安

読んでいて自分も近いと感じたら、来院前に相談できます

痛み方や困っている動作は人によって違います。記事の内容に近い不安があれば、LINEで今の状態を送っていただいて大丈夫です。

LINEで相談する

突然の音や蹴り出せない状態は受診を優先

アキレス腱断裂では、運動や踏み込みの瞬間に、ふくらはぎの後ろを蹴られたように感じたり、音がしたりすることがあります。急な腫れや、地面を蹴り出しにくい変化も確認が必要です。痛みの強さだけで自己判断しないでください。

次に当てはまる場合は、ストレッチや施術を行わず、早めに整形外科へご相談ください。

  • 急な動作の直後に音や衝撃を感じた
  • つま先立ちや地面を蹴る動作ができない
  • かかと周辺が急に腫れ、内出血がある
  • 転倒やけがのあとから体重をかけにくい
  • 赤み、熱感、発熱を伴う

強く伸ばして確かめない

段差からかかとを下げて強く伸ばす方法は、痛む位置や時期によって適さない場合があります。腱を強くつまんだり、揉んだりしても状態は判断できません。

インターネットで紹介されている運動を試す前に、急なけがではないかを確認してください。医師から運動制限を受けている場合は、その指示を優先します。

自宅では無理に再現せず経過を記録

つま先立ちや長い歩行を繰り返して痛みを確かめる必要はありません。普段の生活で気づいた変化を残します。

歩き始め、腫れ、蹴り出しの変化を確認するセルフチェック図
普段の変化を観察する補助図です。つま先立ちや痛みが出る動作を繰り返さないでください。

始まり方

突然か、数日かけて徐々に始まったかを書きます。音や衝撃を感じた場合は早めに医師へ伝えます。

痛む位置

腱の中央、かかとの骨に近い場所、靴が当たる部分などを大まかに残します。強く押して探さないでください。

歩行と階段

最初の数歩、長く歩いたあと、階段など、気になった場面を記録します。痛みを我慢して歩ける距離を測る必要はありません。

整体院ひざこぞうで確認すること

アキレス腱障害や断裂を整体院で診断することはできません。急なけがや腫れがある場合は医療機関を優先します。

医師の確認後、整体院で施術を行える状態であれば、かかとだけでなく足首、膝、股関節の動きと歩くときの蹴り出しを見ます。腱を一律に強く伸ばすことはせず、通勤や買い物で普段どのくらい歩くのかを伺いながら進めます。

まとめ

歩き始めに出るかかと後方の痛みは、アキレス腱周辺でみられることがあります。突然の音や腫れ、蹴り出しにくさがある場合は、ストレッチを試す前に整形外科へご相談ください。徐々に始まった痛みでも、歩く量や靴の変化を記録しておくと経過を伝えやすくなります。

FAQ

よくあるご質問と回答

Q

朝にふくらはぎを伸ばせばよいですか?

A

痛む位置や腱の状態によって、適した運動は異なります。強く伸ばして痛みが増す場合は中止し、医療機関へご相談ください。

Q

痛くても歩いた方が腱は強くなりますか?

A

歩く量は、痛みの始まり方や腱の状態によって調整が必要です。強い痛みを我慢して歩き続けず、医師や理学療法士などへ確認してください。

Q

湿布や薬を使っていても相談できますか?

A

ご相談いただけます。医師や薬剤師の指示を優先し、自己判断で中止しないでください。

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Author / Review

執筆者・確認日

川上卓哉 柔道整復師(国家資格)/施術歴15年/累計施術約2万件

内容確認日:2026年8月12日

代表の経歴・資格を見る

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