階段を上ると、膝の内側から少し下が痛む。歩き始めや運動のあとに、内側が熱を持つように感じる。
この場所には「鵞足」と呼ばれる、腱が集まる部分があります。ただし、膝の内側には関節、靱帯、神経などもあります。痛む位置だけで鵞足炎と決めることはできません。
INDEX
この記事の内容
- 鵞足は三つの筋肉の腱が集まる場所です
- 負担が増えた時期と動作を振り返ります
- 強く押して場所を決めないでください
先に確認したいこと
- 急に痛みやしびれが強くなった場合は、医療機関での確認を優先してください。
- 不安があるときは、無理に自己判断せず専門家へ相談してください。
この記事の目次
鵞足は三つの筋肉の腱が集まる場所です
縫工筋、薄筋、半腱様筋という三つの筋肉の腱が、すねの骨の内側へ付着します。形がガチョウの足に似ているため鵞足と呼ばれます。その周辺には、腱と骨の摩擦を減らす滑液包があります。
柏市の鵞足炎・膝内側痛ページでは、医療機関への相談を優先したい状態と当院で確認する動作をまとめています。
鵞足部の症状では、膝関節の内側より少し下に痛みを感じることがあります。階段や運動で目立つ場合がありますが、変形性膝関節症、内側側副靱帯や半月板の損傷、疲労骨折などでも似た場所に痛みが出ます。
歩き始めの痛みや膝全体の腫れもある方は、柏市の変形性膝関節症ページも参考にしてください。症状の場所だけでは区別できないため、医師の診察や必要な検査で確認します。
負担が増えた時期と動作を振り返ります
歩く距離や階段が急に増えた、坂道を歩いた、久しぶりに運動したなど、症状が始まる前後の変化を確認します。
立ち上がりや階段で膝が内側へ入る、足首や股関節を動かしにくいといった動きも身体評価で見ます。ただし、その動きがあるから必ず鵞足部が痛むわけではありません。
相談の目安
読んでいて自分も近いと感じたら、来院前に相談できます
痛み方や困っている動作は人によって違います。記事の内容に近い不安があれば、LINEで今の状態を送っていただいて大丈夫です。
強く押して場所を決めないでください
痛む場所を探そうとして繰り返し強く押すと、症状がない組織でも痛みを感じることがあります。押して痛い場所だけで病名を決めることはできません。
膝の関節そのものが腫れている、内側の関節に沿って痛む、ひねったあとから不安定感がある場合は、整形外科で状態を確認します。
医療機関へ相談したい変化
- 転倒やひねったあとから痛む
- 膝が大きく腫れ、赤みや熱感がある
- 体重をかけにくい
- 膝が崩れる、引っかかって動かない
- 安静にしていても痛みが強い
- 数週間たっても変わらない、徐々に強くなる
一点だけに強い痛みがあり、運動量を増やしたあとから続いている場合も、疲労骨折などを除外するため医療機関へご相談ください。
自宅では場所と活動量を記録
何度も押したり深くしゃがんだりせず、普段の生活で気づいたことを残します。
痛む高さ
関節の線に近いか、そこから少し下かを大まかに書きます。正確な場所は医療機関で確認します。
前日の活動
歩数、階段、坂道、運動など、いつもより増えた活動を残します。靴を替えた時期も参考になります。
腫れと熱感
左右を見比べ、目立つ腫れや熱感がないか確認します。急な変化があれば早めに受診してください。
整体院ひざこぞうで確認すること
鵞足炎や膝関節の状態を整体院で診断することはできません。医療機関で説明された内容、けがの有無、活動量の変化を伺います。
施術を行える状態では、膝だけでなく足首や股関節の動き、階段や立ち上がりでの支え方を確認します。内側を一律に強く揉むことはせず、買い物や仕事で必要な歩行量を伺いながら進めます。
まとめ
膝の内側から少し下の痛みには、鵞足部が関係する場合があります。ただし、同じ場所に痛みが出る状態はほかにもあります。強く押して確かめず、痛む位置と活動量の変化を記録しておくと、受診時に経過を伝えやすくなります。
FAQ
よくあるご質問と回答
変形性膝関節症と鵞足炎は場所で分かりますか?
痛む場所は参考になりますが、それだけでは区別できません。医師の診察や必要な検査を受けてください。
膝の内側を伸ばせばよいですか?
強いストレッチが合わない場合もあります。痛みが増す動きは中止し、状態に合う内容を専門家へ確認してください。
歩かず休んだ方がよいですか?
必要な活動量は状態によって異なります。強い痛みを我慢して歩かず、医療機関から指示がある場合は優先してください。
Symptoms