玄関のベンチに座ってウォーキングシューズを確認する女性のイメージイラスト

膝が痛いときの靴選び|買い替える前に確認したいこと

膝が痛いと、クッションの厚い靴やインソールに替えた方がよいか迷います。柏市の整体院ひざこぞうが、つま先の余裕、かかとの収まり、靴底の状態を確認するポイントと、受診を優先したい症状を整理します。買い替える前に、今の靴と歩く場面を一緒に見直しましょう。

#膝の痛み#靴選び#ウォーキング#インソール

散歩の途中で膝が気になり、「もっと柔らかい靴にすれば楽になるかな」と考える。靴屋さんで履いたときはよかったのに、買い物で歩くと何だか合わない。そんな経験はありませんか。

膝が痛いときの靴選びは、クッションの厚さや値段だけでは決められません。まずは、足に合っているか、歩くと靴の中で足がずれないか、どの場面で膝がつらくなるかを整理してみましょう。

この記事の目次

買い替える前に、今の靴を確かめましょう

靴を見直すことは、日常の歩きやすさを考える一つの方法です。ただし、靴だけで膝の痛みの原因が分かるわけでも、靴を替えれば改善するわけでもありません。

いつも履く一足で、足指が当たる、かかとが浮く、靴ひもを緩めたまま歩いている、といったことがないか確認してください。新しく買う前に、履き方やサイズの問題に気づく場合もあります。

「外出すると痛い」というときは、靴以外の条件も一緒に見ます。普段より長く歩いた、重い荷物を持った、階段が多かったなど、その日に違っていたことも大切な手がかりです。

靴選びより先に受診したい症状

急な強い痛み、膝の大きな腫れや変形、体重をかけられない状態、膝を動かせない状態では、靴の調整だけで様子を見ないでください。発熱を伴って膝が赤く熱を持つ場合も、早急に医療機関へ相談する目安です。

数週間たってもよくならない痛みや、普段の移動が難しくなっている場合も、まず整形外科などで状態を確認しましょう。

相談の目安

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痛み方や困っている動作は人によって違います。記事の内容に近い不安があれば、LINEで今の状態を送っていただいて大丈夫です。

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試し履きで見たい3つのこと

つま先に余裕があり、幅も窮屈でないか

足指が先端や横に押しつけられていないかを確かめます。長さだけ大きくしても、かかとが抜けるようでは足に合っているとはいえません。左右とも履き、普段使う靴下で確認してください。

「履いているうちに伸びるだろう」と、痛いところを我慢して選ぶ必要はありません。足指を少し動かせるか、甲や指の付け根に強く当たる場所がないかも見ます。

かかとが収まり、ひもやベルトで調整できるか

立って数歩歩き、かかとが繰り返し浮かないか、足が前へずれないかを確かめましょう。ひもやベルトは、足を締めつけすぎずに靴を留めるためのものです。履き口を広げたまま使わず、その都度調整します。

靴底が滑りにくく、不安なく歩けるか

店内で足踏みするだけでなく、可能なら少し歩いて向きも変えてみます。足元がぐらつく、指先で踏ん張らないと靴が脱げそう、と感じるものは避けましょう。

これらは、足に合う靴を選ぶための一般的な確認ポイントです。膝の病気を診断したり、施術効果を判定したりするチェックではありません。

つま先の余裕、かかとの収まり、靴ひもの調整を示すイメージ図
見るのは長さだけではありません。幅・かかとの収まり・留め方も確かめます。図の空間は寸法の指定ではありません。

クッションが柔らかければよい、とは限りません

柔らかさを心地よく感じる方もいますが、沈み込みや足元の不安定さが気になる方もいます。反対に、硬い靴底を選べば誰でも膝が楽になる、ということでもありません。

2024年の研究では、膝の内側に変形性関節症がある方に、運動療法と、柔軟な靴または安定性のある靴を組み合わせて比較しました。主な評価時点では、歩くときの膝痛の変化に、両群の有意な差は認められませんでした。

特定の病態と運動療法の組み合わせを調べた研究なので、すべての膝痛や市販の靴に当てはめることはできません。「このタイプなら間違いない」と決めず、自分の足に合うかと、実際に歩いたときの感じ方を確かめることが大切です。

靴底の減り方だけで、膝の原因を決めないでください

今の靴を持ち上げて、底の溝がなくなっていないか、左右で傷み方が大きく違わないか、かかとがつぶれていないかも見てみましょう。傷みが強い場合は、靴店などで買い替えの相談をする材料になります。

ただし、「外側が減っているからO脚」「この減り方が膝痛の原因」とは決められません。使った期間、地面、靴の素材なども違います。気になった状態を写真に残しておくと、相談するときに説明しやすくなります。

靴底の傷みと靴の形を手に取って見比べるイメージイラスト
靴底の傷みは確認する手がかりの一つです。すり減った場所だけで膝痛の原因や脚の形を判断するものではありません。

インソールは、必要かどうかを相談してから

膝が痛い方全員に、インソールが必要なわけではありません。靴の中で足が収まるか、使う目的に合っているかを確認し、必要に応じて医療機関で相談しましょう。

自己判断で何枚も重ねると靴の中が狭くなり、足指や甲に当たることがあります。使っている方は、インソールを入れた状態での収まりも確認してください。医療機関で処方されたものは、変更前に処方元へ相談しましょう。

新しい靴は、短い外出から確かめましょう

靴を替えた日に、散歩の距離まで一気に増やす必要はありません。まずは近所への短い外出など、負担を調整しやすい場面で履き、足の当たり方や膝の感じ方を確認します。痛みが増えるなら、慣れるまで我慢するのではなく、使用を控えて相談してください。

相談前には、履いた靴、歩いた場所と時間、痛む場所、歩いた後の変化を簡単にメモしてみましょう。歩く量の調整については、歩くと膝が気になるときの記事でも説明しています。

当院では、靴と普段の動きも一緒に伺います

整体院ひざこぞうでは、どんな靴で、どのくらい歩くとつらくなるのかを伺い、姿勢や歩き方、関節の動きを確認します。気になる靴や靴底の写真があれば、相談のときに見せてください。

施術を行える状態であれば、身体の状態に合わせて施術や運動、日常動作の練習を考えます。靴の傷み方だけで原因を断定したり、特定の靴で改善するとお約束したりはしません。MSMメソッドの施術案内もご覧いただけます。

院内で普段の生活や困っている動作について話を伺う様子
実際の院内写真です。写真は問診の様子で、靴の専門的な計測やインソールの作製を示すものではありません。
参考資料

資料確認:2026年10月31日。一般的な情報であり、個別の診断や、靴・インソールの処方に代わるものではありません。

FAQ

よくあるご質問と回答

Q

高いウォーキングシューズに替えるべきですか?

A

値段だけでは決められません。今の靴の傷みや足への収まりを確かめ、試し履きで無理なく歩けるかを見てください。特定の商品で膝痛が改善するという保証はありません。

Q

靴の外側が減っていたら、歩き方を直す必要がありますか?

A

減った場所だけで判断はできません。痛む場面や足の状態、実際の歩き方も合わせて確認します。見た目をそろえようと、無理に足の向きを変えるのは控えましょう。

Q

靴を替えても膝が痛い場合はどうしたらよいですか?

A

靴以外の要因も考える必要があります。痛みが続く場合は整形外科などで状態を確認してください。急な強い腫れや体重をかけられない状態、発熱を伴う赤み・熱感があれば、早急な受診が優先です。

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Author / Review

執筆者・確認日

川上卓哉 柔道整復師(国家資格)/施術歴15年/累計施術約2万件

内容確認日:2026年10月21日

代表の経歴・資格を見る

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身体の状態を確認し、施術方針を説明したうえで進めます。

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