家族から「歩くとき、片方へ傾いている」と言われた。鏡を見ると肩の高さも違う。自分ではまっすぐ歩いているつもりなので、どこを見ればよいか分からなくなることがあります。
身体の傾きには、股関節の痛み、脚の支えにくさ、背骨の形、神経の状態などが関わる場合があります。肩や骨盤の高さだけで原因は決められません。
INDEX
この記事の内容
- 立っているときと歩くときは分けて見ます
- 股関節だけの問題とは限りません
- 日常で確認する場面
先に確認したいこと
- 急に痛みやしびれが強くなった場合は、医療機関での確認を優先してください。
- 不安があるときは、無理に自己判断せず専門家へ相談してください。
この記事の目次
立っているときと歩くときは分けて見ます
静かに立っているときは左右差が少なくても、一歩踏み出すと傾くことがあります。反対に、立った姿勢では肩の高さが違っていても、歩行は安定している方もいます。
写真一枚で「ゆがみ」と判断せず、どの脚へ体重を乗せたときに変化するかを見ます。痛みが出る前と後で歩き方が変わるかも確認します。
股関節だけの問題とは限りません
片脚で身体を支える場面では、股関節の周りや体幹が働きます。ただ、傾きがあるから中殿筋が弱いと決めることはできません。
足の痛み、膝の曲がりにくさ、足首の動き、視力、耳の平衡感覚、服用中の薬なども歩行へ影響することがあります。急に傾き始めた場合は、運動で様子を見ず医療機関へ相談します。
相談の目安
読んでいて自分も近いと感じたら、来院前に相談できます
痛み方や困っている動作は人によって違います。記事の内容に近い不安があれば、LINEで今の状態を送っていただいて大丈夫です。
日常で確認する場面
わざと片脚立ちを繰り返す必要はありません。普段の動作を安全な範囲で振り返ります。
- 平らな道と坂道で違いがあるか
- 靴を替えると歩き方が変わるか
- バッグをいつも同じ肩に掛けていないか
- 股関節、膝、足のどこかに痛みがあるか
- 疲れてくると傾きが大きくなるか
- 杖や手すりを使うと安定するか
スマートフォンで撮影する場合は、転倒しないよう家族に頼みます。映像は診断の代わりではなく、変化を説明する資料として使います。
靴底の減り方だけでは判断しません
靴底の片側だけが減っていると、歩き方が悪いのではと心配になるかもしれません。ただ、靴を履いた期間、歩く場所、もともとの靴底の形でも減り方は変わります。
靴だけを見て身体の傾きを決めず、実際に履いて歩いたときの安定感や痛みの有無と合わせて確認します。
早めに医療機関へ相談したい場合
突然まっすぐ歩けなくなった、片側の手足に力が入らない、ろれつが回らない、顔の動きに左右差がある場合は救急要請を検討してください。
転倒後の強い痛み、股関節へ体重をかけられない状態、しびれや筋力低下が進む場合も医療機関を優先します。
整体院ひざこぞうで確認すること
当院では、立位だけでなく歩き始め、方向転換、椅子からの立ち上がりを確認します。肩を無理に水平へ戻したり、骨盤を強く押して位置をそろえたりはしません。
医療機関で説明された内容も伺い、整体で扱える動作の範囲を相談します。
まとめ
歩行中の傾きは、肩や骨盤の高さだけでは説明できません。どちらの脚へ乗るときに変化するか、痛みや疲労と重なるかを確認します。突然のふらつきや片側の筋力低下がある場合は、すぐに医療機関へ相談してください。
FAQ
よくあるご質問と回答
肩の高さをそろえれば歩き方も変わりますか?
見た目をそろえるだけで歩行が変わるとは限りません。痛み、支える力、足元、歩く速さを合わせて見ます。
片脚立ちで筋力を確認してよいですか?
転倒の危険があります。支えなしで無理に行わず、必要な場合は専門家が安全を確保して確認します。
側弯症が原因ですか?
肩の高さだけで側弯症とは判断できません。背骨の状態は整形外科での診察や画像検査が必要になる場合があります。
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