歩き始めに脚の付け根が痛む。靴下を履くとき、膝を胸へ近づけにくい。車から降りるときに股関節が固まったように感じる。
こうした変化は、変形性股関節症でみられることがあります。痛みが股関節そのものではなく、太ももや膝の近くに出る方もいます。痛む場所だけで判断せず、日常生活の変化と合わせて確認することが大切です。
INDEX
この記事の内容
- 変形性股関節症とは
- 膝が痛くても股関節が関わる場合があります
- 歩く・階段・着替えでの違い
先に確認したいこと
- 急に痛みやしびれが強くなった場合は、医療機関での確認を優先してください。
- 不安があるときは、無理に自己判断せず専門家へ相談してください。
この記事の目次
変形性股関節症とは
股関節は、骨盤のくぼみに大腿骨の先端がはまり込む関節です。体重を支えながら、歩く、立つ、かがむなど多くの動きに関わります。
変形性股関節症では、関節軟骨や骨などに変化がみられます。日本整形外科学会では、初期に立ち上がりや歩き始めの脚の付け根の痛みが現れ、進行すると靴下の着脱、階段、長時間の立位や歩行が難しくなる場合があると説明しています。
膝が痛くても股関節が関わる場合があります
股関節は身体の深い位置にあります。脚の付け根だけでなく、太ももの前や外側、膝の近くに痛みを感じることがあります。反対に、腰や神経の状態でも脚の付け根に似た痛みが出る場合があります。
「膝が痛いから膝だけ」「股関節が硬いから筋肉だけ」と分けすぎず、医師の診察と画像検査を受けて確認します。体重をかけると股関節が痛むときの見方も、診断の代わりではなく動作を整理するための記事です。
相談の目安
読んでいて自分も近いと感じたら、来院前に相談できます
痛み方や困っている動作は人によって違います。記事の内容に近い不安があれば、LINEで今の状態を送っていただいて大丈夫です。
歩く・階段・着替えでの違い
歩き始め、階段、靴下や靴の着脱では、股関節を動かす角度や体重のかかり方が変わります。
痛みを避けて歩幅が小さくなる、手すりへ頼るようになる、片側の靴下だけ履きにくいといった変化は、診察や身体評価で役立つ情報です。
急な痛みや体重をかけられない場合は受診を優先
次のような変化がある場合は、整体や運動より医療機関での確認を優先してください。
- 転倒後から脚へ体重をかけられない
- 急に強い痛みが出た
- 股関節まわりに強い腫れ、赤み、熱感がある
- 発熱を伴う
- 夜も強く痛み、休んでも変わらない
- 脚のしびれや力の入りにくさが急に広がった
痛みが徐々に強くなり、外出や着替えが難しくなっている場合も整形外科へご相談ください。
自宅で確認するのは生活上の左右差
無理に股関節を深く曲げたり、開いたりするテストではありません。普段の動作で気づいた違いを記録します。
靴下や靴の着脱
左右どちらが行いにくいか、手で脚を持ち上げる必要があるかを振り返ります。何度も試す必要はありません。
歩幅と移動距離
歩幅が小さくなった、足を引きずる、以前より休む回数が増えたなどの変化を残します。
夜間と安静時
寝返りで痛むのか、動かなくても痛むのかを分けます。眠れない痛みが続く場合は医療機関へ伝えてください。
整体院ひざこぞうで確認すること
変形性股関節症の診断や手術の要否を整体院で判断することはできません。医師から説明された内容、運動制限、薬の使用状況を確認します。
施術を行える状態では、立ち上がり、歩行、段差、股関節と足首の動き、身体を支える力を見ます。強く動かして可動域を広げるのではなく、買い物や着替えなど希望する生活に必要な動作から考えます。
まとめ
変形性股関節症では、脚の付け根の痛みだけでなく、靴下の着脱や階段、歩ける距離にも変化が出ることがあります。生活上の変化を整理し、医療機関での診断と合わせて今後の動き方を考えましょう。
FAQ
よくあるご質問と回答
股関節の変形は整体で元に戻りますか?
骨や関節の形を元に戻すとは説明できません。診断内容を踏まえ、日常動作や身体の使い方を見直す範囲をご相談します。
手術を勧められていても相談できますか?
ご相談はできますが、手術の要否を整体院で判断することはできません。主治医の説明を優先し、迷いがある場合は医療機関で再度ご相談ください。
杖を使わない方が筋力のためによいですか?
安全な歩行が優先です。杖の使用について医師や理学療法士から説明を受けている場合は、その指示に従ってください。
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